まさかの大ピンチ

しばらく間が開いてしまったが、その間に大ピンチがきていた。
サカマキガイの駆除にも手間取っていたのだが、今度はいつの間にかホテイアオイが枯れ始め、さらに大水槽のメダカもポツポツと死に始めてしまったのだ。

まずはホテイアオイの状況から。
ホテイアオイはどの水槽のものも枯れ始めた。葉の色が薄れ茶色くなり、根っこもボロボロと落ち始めている。とりあえず全ての株を取り出し、ブヨブヨになっている葉や抜け落ちる根を除去した。
置き場所も変えていないのになぜだ?
一見、環境は変わっていないように見えるが、枯れるには早いし理由があるはず。
考えたところ、思いつくのは日光だ。水槽や睡蓮鉢の置き場所はベランダ軒下の明るい日陰といった場所なのだが、以前は問題なく成長していた。しかし夏至の前後は太陽の高度が高く、斜めからの光が少なかったのではないだろうか。
そこで、枯れ始めているホテイたちを別の容器に入れ、軒先に近づけて直射日光がガンガン当たるようにしてみた。ひょっとしたら暑すぎて逆効果になってしまうかもしれないが、どのみちこのままでは全滅するだろうしやってみるしかない。

色褪せ、今にも枯れそうなホテイアオイ

ちょうどこの頃、近所でホテイアオイを栽培している家があるので通りすがりに見てみたところ、しっかりとした緑色の葉っぱで花までついていた。
く、悔しいぃぃ~!
その家のホテイアオイの置き場所は容赦なく日が当たる場所で、しかも容器は大して深さがないものだった。かなりの高温になっているはずだが、全然問題ないのか…。
そして数日後。

復活したホテイアオイ

置き場所の変更で、見事に復活した!
いやはや一時はどうなることかと思ったが、全滅は免れた。
高温でも構わずガンガン日光に当てるのが良いということか。ご近所のホテイアオイは本当に参考になった。
花を見るのは無理だろうが、このまま勢いを維持させて秋になったら越冬に挑戦してみようと思う。

続いてメダカたちの状況。
こちらも相当に厳しい状態になっている。大水槽にいた20数匹のメダカたちが、ポツポツと死んでしまうという事態に陥り、結果的にはわずか6匹に…。
一応ph試験紙で調べてもみたが、phは普段と変わらず7前後であった。
原因ははっきりしないのだが、考えられるのは以下の点だ。
・ホテイアオイの調子が悪くなり、根っこなどが削げ落ちて水質が悪化した。
・ヒメタニシの数が多すぎ、糞や死骸のせいで水質が悪化した。

とにかくこういうときは水換えを徹底的にいけ!ということでまめにやってはいたのだが、それでもポツポツ死を食い止めることはできなかった。
先に書いた通りホテイアオイは除去したので、さらにヒメタニシの親貝を取り出すことにする。
元々は水槽の掃除役として投入したヒメタニシだが、彼らも生き物なわけで、当然糞もするし死ねば水質悪化の原因になるだろう。まずは大きい親貝を取り出し稚貝が増えないようにして、しばらく様子を見ようと思う。殺風景な環境だがプラケースに隔離して、しばらくの間家の中ですごしてもらうことにした。

しかしずっとこのままというわけにもいかない。
涼しくなったらまた考えなければ…。

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