長いこと続いていたサカマキガイとの戦いですが、現状はいくらか落ち着いてきました。見つけ次第除去してきたところ睡蓮鉢には見当たらなくなり、中型水槽と大型水槽でたまに見かけるくらいになっています。しかし、なかなか完全にはいなくならない。それもそのはずで、水槽の中にはバクテリア繁殖用のろ材が沈めてあり、その中に潜んでいるものがいるからです。少しでも隠れる場所があれば、何度でも復活してくるでしょう。まさに不滅。
そんなわけでろ材の取り出しと洗浄をしたかったのですが、猛暑の中ではきつすぎるので延期していました。しかしようやく涼しくなってきたので、いよいよサカマキガイ殲滅作戦を実行していこうと思います。

とりあえず中型水槽から。
ダイソーで買った穴あきプラケースにろ材や牡蠣殻を入れたものを沈めていました。
これにどの程度効果があるのか?自分でもよくわかっていないのですが、少なくとも牡蠣殻はph維持に効果があるのではと思います。
しかし今回はこれがサカマキガイ養殖場になってしまっているので取り出します。

ろ材をタライに移し、ヒメタニシの稚貝を救助。
そしてやはり、ろ材の中にはサカマキガイも潜んでいましたので除去。

小皿の中(右側)にあるのは、救助したヒメタニシの稚貝。
左側は新たに発見された、ヒメタニシでもサカマキガイでもない、貝のような謎の生命体。
これは一体なんだ~!?

謎の生命体は非常に小さく1ミリほどで、貝の形状はカタツムリのよう。これ以上は大きくならないようで、特に害も無いようですが…。正体がわからない。よく見たらホテイアオイにもくっついていました。検索しましたが同じような写真の貝は見当たらず。AIにも尋ねてみましたが結果は同じでした。
これは一体何者なのでしょうか?知ってる方がいれば教えてください。
謎の生命体で話がそれてしまいましたが、大型水槽と睡蓮鉢からも同じように全てのろ材と牡蠣殻を取り出しました。これらを2週間ほども乾燥させれば、さすがのサカマキガイも全滅でしょう。
これで水槽と睡蓮鉢はベアタンクタイプとなりました。ヒメタニシのおかげで水は透明で底までよく見えるので、見逃したサカマキガイがいたとしても掃除中に捕獲できるはずです。
冬の前までには完全勝利宣言できるようにしたいです。
2025年3月29日追記
「謎の生命体(笑)」の正体が判明しました。
この貝は大きくならないと思っていましたが、3月になってから生き残っていたものを確認したところ3ミリほどの大きさに成長していました。調べたところ、この貝はどうやらヒラマキガイという貝の仲間のようです。しかし種類が多いようで正確な分類まではわかりません…。

ヒラマキガイは冬の間に自然に激減していたので、特に対策はしません。(保護もしませんが)
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