3月後半になりました。先日は雪が降ったりもしましたが、ようやく暖かい日が増えてきたようです。そこで、そろそろホテイアオイの準備をしていくことにしました。
まずはプラ池のホテイアオイから。
プラ池のホテイアオイは前回の記録にもある通りサカマキガイの残党が潜んでいるので、そのまま使うわけにはいきません。なので次のような作業をしました。
- プラ池からホテイアオイを取り出す。
- 中の飼育水を取り出し不織布でろ過したものをバケツに入れ、そこにメダカとヒメタニシを隔離。
- プラ池をしっかり洗浄しメダカとヒメタニシを戻す。
- ホテイアオイを目視で検査。サカマキガイや卵があれば除去。
- 痛んでいる葉や長すぎる根をカット。
- バケツに水を入れ、ホテイアオイをゆすぐ。サカマキガイが浮遊していないか確認し、さらに水を不織布でろ過する。
- そのままバケツで管理し、2週間ほどは目視とゆすぐ作業を繰り返す。
4番の目視検査でサカマキガイの稚貝を発見。卵や成貝は見つかりませんでした。どうやら以前に駆除した成貝が最後の成貝で、その卵が孵化したのが今の稚貝のようです。
この稚貝たちを完全に駆除できれば、去年からの戦いも集結でしょう!

最初は水草のコンディショナーとして有名な「水草その前に…」を使おうかと思っていましたが、これは「卵にしか効果がない」と書いてあるので見送りました。

サカマキガイはショックを受けるとすぐに水中に浮遊するので、6番の作業「ホテイアオイをゆすぐ」ということをしています。ゆすいで水中に浮いてきたものを駆除する作戦です。しかし稚貝は小さいため見えにくく、根の中などにも潜んでいるかもしれません。よって何度も繰り返す必要がありそうです。
2週間ほどかけて稚貝が完全に見えなくなるまで確認していきます。
次に鉢植えしたホテイアオイです。
鉢植えしたあとは浮袋も無くなり別の植物のようになっていますが、これをまた水の上に浮かべてどうなるのか試してみます。

とりあえず鉢から出して、根を確認してみたところ…。

いつもの見慣れたホテイアオイの根ではなく、他の植物と同じような白い根が伸びていました。
驚きの適応能力です!
このまま鉢植えでも花が咲いたりするのだろうか?とも思いましたが、今回はあいにくこの株しか残らなかったので水中に戻すことにします。
まずは根を7~8センチほどにカットして、水を入れた洗面器に置き様子を見ることにしました。

予想では半月から1か月もすれば浮き袋が作られ、黒い根も生えてくるのでは?と思っていますが…はたしてどうなるのでしょうか。
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